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更年期障害はずっとは続かない、5年で終わると言われている

2020年07月01日

更年期障害は個人差があり、つらい人もいれば軽い人もいますし、閉経してからすぐに症状が軽減し実質の長さは大変短い場合もあります。

月経の終了年齢も個人差があるのですが遅くても50歳代後半には終了し、老年期へと移行していきます。これは卵巣から排出される卵子の数が関係しており、おおよそ50歳代後半にはなくなってしまうからです。この月経が終わる前後5年間を更年期と呼び、この時期に起こる症状を更年期障害と呼んでいるのです。

更年期障害はいきなり起こるのではなく、徐々に症状が現れてきます。初期の段階ではなんとなく体がだるい、すぐにくよくよとしてしまうといったものが現れ、次第に頭痛やめまいが起こり、動悸が激しくなったりホットフラッシュが起こるようになったりします。この段階で多くの人が更年期障害が起きていると実感をすることが多いです。

更年期が終わると次は老年期に移行します。老年期には卵巣の機能はストップしているので、エストロゲンも分泌をやめている状態です。エストロゲンは血管や皮膚の粘膜を調整する働きがあるので、骨が弱くなり骨粗しょう症や脂質異常症、高血圧などの症状が現れやすくなります。骨粗しょう症や脂質異常症、高血圧は今までと同じ生活をしていたのでは改善していきません。老年期にさしかかったら、より一層食生活に気を配りビタミンやミネラルを多めに摂ることが大切になるのです。

更年期の長さは人によって異なっているのが特徴でもあるのですが、この長さが人によって違うのは、卵巣の老化以外にも精神的な関与も大きくあり、環境の変化によってストレスがたまりそれが更年期障害をひどくさせていることもあります。悩みが比較的少ない人の場合は更年期障害が起きている期間も短く、親の介護や子供の独立など家族構成に変化がみられると長くなる傾向があるのです。

一概に何年か、ということは言えないのですが、卵巣の機能の低下によって起こっているので、更年期障害はずっと続くわけではありません。多くの人が感じるホットフラッシュもだいたい5年で治まってきます。いつかは終わる、というように考えるようにし、更年期における症状を明るく受け止めると良いでしょう。精神的に辛かったり体の症状が重い場合は、婦人科に行くとホルモンの量を測定してくれます。今自分はどのあたりにいるのか、ということがわかるだけでも先が見えて気持ちが楽になるので、一人で抱え込まないようにします。

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