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更年期はエストロゲンの分泌が減っていき膣の乾燥を感じるようになる

2020年02月28日
薬を飲む女性

更年期に入ると、体のあちこちに不調をきたします。これは女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで起きています。更年期障害は目に見える部分での変化もあるのですが、自分では気が付かないところでも変化は起きているため対処が遅れてしまうことがあります。

女性ホルモンのエストロゲンは、血管や脳、肝臓や骨、粘膜や皮膚といった体にとって大切な部分に作用しており、さらに細胞のうるおいとハリを保つ作用もあります。更年期障害が進むにつれて徐々にエストロゲンも減少をしていき、閉経するとエストロゲンは分泌されないためこれらの大事な機能に影響が出ることがあるのです。

その代表的なものとして骨粗しょう症や高脂血症、皮膚の乾燥といったことがあげられます。閉経するころから女性ホルモンの欠乏によって、性交痛や排尿時にしみる、膣の乾燥や外陰部の痛み、ドライマウスやドライアイなど、主に皮膚や粘膜に関しての症状が起きてきます。性交時に痛みが生じたり排尿時にヒリヒリとしみるのは、エストロゲンの減少によって引き起こされた膣の乾燥や萎縮によるものです。

このような乾燥によって起こる症状を萎縮性膣炎または老人性膣炎と呼びます。老人性とはついていますが、更年期以外にも病気によって卵巣の摘出などを行った女性でも起こるため、今では萎縮性膣炎と呼ぶことが多くなっています。

萎縮性膣炎になると、性交痛や排尿時のしみる症状の他に、不正出血や膿のような悪臭のするおりものが出る、外陰部が熱く感じかゆみが起こることが多い、性交時に出血が起きたといったことがあげられます。誰でもなる症状であるので日常生活においても気を配って、少しでも軽減することが望ましいです。

日常生活でできることとしては、睡眠をしっかりととる、ビタミンDの含まれているものを食べる、パートナーと定期的に行為をする、外陰部を強く洗わないといったことがあげられます。ビタミンDには膣内の水分量を増やす作用があり、乾燥を防ぐことができますし、睡眠をしっかりととることで免疫力も高まり、体の機能が正常に働いてきます。実は、パートナーと定期的に行為をすることも大切で、定期的に行うことによって膣は潤いを保つことができ、膣への血流も保たれることから、乾燥しにくい状態になります。

更年期障害では様々なところが乾燥しかゆくなりますが、これは女性ホルモンのエストロゲンが影響して起きていることなのです。

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