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バセドウ病と更年期障害を見分けるのは難しい、一回医師に相談を

2020年04月26日

更年期障害が起こると、精神的なものとしてイライラが止まらない、急に泣きたくなる、無性に孤独を感じるといった症状が現れます。肉体的なものではホットフラッシュや多汗、頭痛や腰痛、月経不順といったことが現れ、個人差はあるものの、女性にとってつらい症状が長引くことが多いです。

このような症状が出る病気は更年期障害以外にも多くあり、一概には更年期によるものだといえないことがあります。その一つとして甲状腺の病としてバセドウ病があげられます。

甲状腺はのどの部分にあり、ちょうちょ型をしている臓器です。この甲状腺では甲状腺ホルモンが作られており、血液にのって体の隅々まで運ばれています。甲状腺ホルモンはバランスが難しく、少なくても良くないですし、多すぎても体にとって悪い影響を及ぼしてしまうのです。甲状腺の病気は女性のほうが圧倒的に多く、少ないと橋本病に、多いとバセドウ病になってしまいます。

バセドウ病は甲状腺が大きくなるのですが、最初は無自覚なことが多くなんとなくイライラする、汗をかきやすい、不眠や手足の震え、体重の減少、疲れやすい、筋力が低下するなどの症状が現れます。月経が軽くなり頻度も少なくなるなど、女性機能に関しても症状がでてきます。

バセドウ病は体の免疫反応によって起きており、甲状腺を異物だと認識してしまった体が抗体を作ってしまい、甲状腺を攻撃することによって起こります。甲状腺は攻撃されるとさらに甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまい、体の新陳代謝が良すぎる状態に発展してしまうのです。寝ていてもジョギングをしているような感じと表現されるほど、体の機能はいつも活発に働いてしまい、それが様々な症状を引き起こしてしまいます。発症年齢は30歳ぐらいで女性と男性を比べると10倍ほど多くなっているのも特徴の一つです。

一般的にのどの全体が大きく腫れるのですが、バセドウ病には一部分しか腫れなかったり、一部分だけにしこりができたりするのでわかりにくい病でもあります。近親者にバセドウ病の方がいる場合は自分もバセドウ病の可能性が高いと判断できるのですが、そうでなければ疲れやすいなどの症状は更年期障害と間違えやすく、見分けるのは難しいです。

バセドウ病かの判断は内科や婦人科でも行うことができます。内科や婦人科では血液検査と超音波検査を行い、甲状腺ホルモンの量や腫れ具合を確認します。更年期に差し掛かる年齢の前にこのような症状が出たら医師に相談をすると良いでしょう。

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